--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2005.06.17 (Fri)

天使がくれた偶然


天使がくれた偶然 曲・演奏/辰巳直弘


よく受ける質問で「作曲ってどうやってするんですか?」というものがあるのですが、実はとても答えにくい質問なんですね。
もちろんそれなりの知識は必要だし、そのまま答えると「ピアノの前に座って」となるのですが、同じ座るにしたって、よし、今週末が締め切りだから、気合を入れて書くぞ!と鉢巻を締める勢いでピアノに座ることもあるし、ゲームをしながら、チャットをしながら、タバコを吸いながらさっさと書いてしまうこともあるからです(笑)

すこし具体的な話になりますが、曲を作るには「モチーフ」というものが必要で、それはたとえ3つだけの音符でもいいし、何小節かにまたがるメロディーの断片でもいい。
しかし、モチーフがまったく気に入らなかったり、難しい要求に沿ったものと書こうとすると、当然のことながらまったく筆が進まないことがあるんです。
とにかく書けといわれれば書けるが、とても納得いくものにはなり得ないし、人前に出すのが恥ずかしいような、つまらない音楽になってしまうことも多いんです。

この「モチーフ」が浮かぶかどうかが、曲の出来を大きく左右するんですね。
僕の場合、そのモチーフや旋律の断片が浮かぶのは、決まって歩いているときや電車の中だったりするんです。
だからいつも五線紙を持ち歩いている。
しかし、そうやって浮かんだモチーフを持って帰って、いざピアノの前に座っても、書いても書いても気に入らず、1小節も進まずに夜が明けてしまうことの方が多かっかたりして・・・(汗

でも、ごくまれに自分でもびっくりするぐらいの勢いで筆が進むことがあるんです。
作り話のように聞こえるかもしれませんが、ある時、夢の中である音楽が鳴っていたんですね。
とてもシンプルできれいな音楽だったので、目が覚めても断片は覚えていて、そのままとび起きてピアノの前に座り、ものの30分程で書いてしまったのが、今流れている曲なんです。

才能、知識云々ではなく、こういった場合ほとんど運だし偶然だと思います。
しかし、そういった書き方をしたもののほうが、不思議と自然に書けるし、後で聞いても気に入る場合が多い。

天使がくれた偶然というタイトルは文字通り、天使か神様か知らないけれど、偶然に夢の中でプレゼントしてくれたモチーフを元にして書いたもので、極めて単純だし、芸術的センスは皆無ではありますが、自分の作品の中でもとても気に入っているものの一つです。
スポンサーサイト
05:01  |  音楽倉庫  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。