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2011.06.11 (Sat)

若い可能性を

明日は、次回公演のための合唱団、オーケストラの練習です。
スコアの勉強や事務処理を進めながら、現在ひと休みをして画面に向かっています。

残す練習もあと3回となり、本当に時間の経つのは早いものだと実感すると共に、いつものことながらもう1ヶ月ほど巻き戻して練習機会を増やしたいと感じるんですが、きっと巻き戻したところでまた同じことを思うだけなんでしょうね。

時間があれば誰だってできる。
けれど、限られた時間枠の中で結果を出していくことは本当に難しい。
けれど越えなければならないし、背を向けることもできない。
残された時間、代表として、音楽監督として考えうる最大の努力で準備をしていきたいと思います。

さて、昨日は大津市内ほぼすべての小中高校の生徒さんに向けて、少ないながらも招待券をお送りさせていただきました。
ぼくがたった一枚のレコードに出会って、その後の人生が決まったように、たった一回の演奏会でも若い人たちにとっては夢や希望を持つ機会になり得るんじゃないかとぼくは思ってるんですね。


先日、ある政治家さんとお話をさせていただいた際、こんな話を聞かせていただいたんです。

「道路や信号といった目に見える成果は評価されやすいし、票にも繋がり易い。
けれど本当は心の豊かさを育むような目に見えない部分にこそ、大切なものがあるんです。
そしてこれからはそうしたものがより重要さを増す時代になる。」


我が国の教育制度は、残念ながら正しい道を歩んできたとは言い難い。

日々インターネーットを利用していると、心に闇を抱え、自我の存在意義を感じられずに苦しんでいる人に非常に多く出会うし、現実に目を向けても、学校や社会に出てからうまくコミュニケーションが取れないといった例や、目標が持てない、何に対しても意欲が沸かないといった話もよく耳にするようになった。
本来のびのびと笑顔を見えてくれる子供も、今や風邪を引いた子と同じぐらい精神的に疲弊した子が増えているし、大人も子供も巻き込んだ大ストレス社会といっても過言じゃない。

一方で、高度経済成長期を支えてき方々からすれば、今の若いモンは甘えていると映るかもしれないし、本人のやる気次第でどうにでもなるところ、ただのらりくらりと責任を追うことから逃げているだけだ、とおっしゃる方もおられるかもしれない。
もっともすぎるほどの正論で、思わず正座をしてしまいそうにすらなる。

しかしながら、時代が移り変わり、この60年の間に物質的に飛躍的に豊かな社会なったことで、「なんとなく生きていける」社会が出来上がってしまったこともまた事実。
故に、食べることが当たり前、学べることが当たり前となってしまった今の時代で、何を目標にして生きていくかという人生のロードマップを見出すことは、そう簡単なことじゃない。


コンサートの帰り道、皆さんは何を想いますか。
演奏の質や感想の他に、なんだかよく分からないけど「私も頑張ろう」という漠然とした「希望」をお持ちになる方もいらっしゃるんじゃないかしら。
ぼくにとってはたった一枚のレコードがそうした希望の灯火になったように、たった1回のコンサートも誰かの背中を押せるかもしれない。

現代は、人も社会も疲れている。
けれど、そうした社会を明るく活気溢れる社会へと導いてくれるのは、ぼくよりももっと若い世代の人たち。
20年後、50年後、果たしてどんな世の中になっているだろう。
小さな灯火は、大きな光となって笑顔を生み出してくれるだろうか。

そんな希望を胸に抱いて、招待券の封筒に一枚一枚丁寧に封をした一日でした。


さて、もう一勉強して明日のために少し休みますか。
生憎のお天気となりそうですが、練習に参加される関係者の皆さんはくれぐれも気をつけていらしてくださいね。
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